「楽器挫折者」というキーワードから、多少の経験者…つまり「少しかじって挫折してしまった人が募集対象である」というイメージを持たれる方が意外にいらっしゃるようですが、「楽器を弾いてみたい…けれど未だに何もできずにいる」といういわゆる「未経験者」こそが「楽器挫折者」であると私どもは常々考えています。
アンサンブルの楽しさや感動は万人が味わう価値のあるもの。「楽器が弾いてみたい」と思ったことが少しでもあるのならば、とにかく一度ご参加を。
楽器に触れたことすらない未経験者の方々にアンサンブルの楽しさを手軽に味わって頂くこと、そして「音楽が好きだ」という人を一人でも多く輩出し、地域社会そして日本、願わくば世界全体が元気を増してゆくそのひとつの力に変えてゆくことこそが、私たちスタッフがこの合宿を十年以上も継続している最大の動機です。
“楽器挫折者救済合宿” 主宰
きりばやしひろき