高橋幸宏

高橋幸宏

この方も忘れられません・・・先月旅立たれ、大きなショックを受けた方は大勢いらっしゃるでしょう。

僕らを楽しませてくれたサディスティック・ミカ・バンドYMOを始めとした音楽はもちろん、クールでスタイリッシュ、それでいてユーモアセンスも持ち合わせていた高橋幸宏さんが見せてくれたのは、音楽にとどまらず文化的に素敵な輝きを放っていた時代だったと思いますし、いい大人になった今、振り返れば本当にまぶしいばかりです。

小学生の頃テレビで初めて観たYMOは、今で言うテクノと違って結構生(ナマ)で演奏するといった印象で、ドラムを叩く幸宏さんがクールでカッコ良い!と思ったもの。

初めて買ったYMOのアルバムは「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」。

代表曲とも言える数々の名曲の中、ビートルズの「デイトリッパー」のカヴァーが収録されていて、恥ずかしながら原曲をまだ知らなかった僕は「カッコイイ曲だな~」なんて思っていたのですが、そこでギターを弾いていたのが、あの鮎川誠さん!

エルビス・コステロの来日公演でオープニング・アクトをつとめていたシーナ&ザ・ロケッツを、そこにたまたま観にきていた高橋幸宏さんが気に入り、その後同じレコード会社に所属、アルバム製作からコンサートツアーのゲスト参加等お互いの活動に協力し合った仲だった訳ですが、近い時期に旅立たれたお二人・・・なんだか不思議なご縁を感じてしまいますね。。

高橋幸宏さんも、鮎川さんとシーナさんご夫妻も、どうか安らかに。

心から感謝、そして皆永遠です。